広島は先発大瀬良大地の力投に、打線が応えて接戦をものにした。

完投の大瀬良が3年連続となる2ケタ10勝目で、チームは2位に浮上。広島緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-先発大瀬良投手が好投

緒方監督 大地の投球に尽きるでしょう。最後まで投げ抜いてくれたんだから。

-立ち上がりは真っすぐ中心で押した

緒方監督 もちろん、もちろん。失点も警戒し過ぎたのか四球からだった。本人も悔しかっただろう。

-中盤以降は組み立てを変えた

緒方監督 的を絞らせないように打者の打ち気をはぐらかせながら配球を組み立てていたのはベンチからも見えた。

-好守もあった

緒方監督 今日はちょっと野手は神経を使った守りになったと思う。特にフライに関しては風が(上空で)舞っていたので、かなり難しかったと思う。こういうグラウンドコンディションの中で大地の投球を助けてくれた。攻撃も1点ずつ。追い付かれても(大瀬良)自らの打撃でメークチャンスして、西川がかえしてくれた。

-1番西川が1本塁打4安打で2打点。安定して結果を残している

緒方監督 夏場くらいからちょっとメリハリというか、カウント球、追い込まれてからの打撃には工夫が見えるね。