西武森友哉捕手が、プロ入り6年目で初めて月間MVPを受賞した。

8月度「大樹生命月間MVP賞」を獲得。8月の全27試合に先発出場し、106打数40安打10本塁打で打率3割7分7厘。長打率は7割3分6厘と打力を発揮した。森は「プロ野球人生で1回はとりたいと思っていた。8月にそれがかなってうれしい。8月に限らず、今シーズンは常に次のバッターにいい形でまわすことを、常々考えている」と献身的に打席に入っている。

首位打者をオリックス吉田正尚と争っている。「毎試合ドキドキしながら吉田さんの結果を見て、しっかり落ち込んでいます。プレッシャーしかない。追う立場でいたいので、追われる立場は嫌ですね」と笑った。チームは首位ソフトバンクを猛追しており、攻防が続くが「1日ヒット1本と四球1個がテーマ。(4番の)中村さんが状態いいので、自分はつなぐ意識です」とチーム打撃にこだわる。