広島佐々岡真司投手コーチ(52)が4日、マツダスタジアムを訪れ、新監督就任を要請された。

即答を避けたが前向きな姿勢を見せ、近々正式に受諾を伝えるとみられる。週明けの7日にも新監督が誕生する見込みとなった。佐々岡コーチの談話は以下の通り。

-球団と話をした

佐々岡コーチ はい。しました。要請はありました。

-監督就任の要請か

佐々岡コーチ はい。

-返事は

佐々岡コーチ 即答というよりも、考えさせてほしいと。

-期限は

佐々岡コーチ ないです。近々、早い段階で。

-前向きか

佐々岡コーチ そうですね。

-即答を避けた理由は

佐々岡コーチ いろいろ実際の話をした中で、前向きというのはある。そう時間はかからないと思います。でも自分だけでは決められない。家族とかね。迷っているということではない。

-打診はいつ

佐々岡コーチ 周りから言われていたので…。ある程度そういう話があるのかなと

-鈴木球団本部長からはどのような言葉で要請されたか

佐々岡コーチ 来季監督をやってもらえないかと。今日(4日)言われました。

-秋季練習が始まる9日から指揮を執るか

佐々岡コーチ それはあると思います。

-次回マツダスタジアムを訪れるのは就任会見時か

佐々岡コーチ それはどうかな(笑い)

◆佐々岡真司(ささおか・しんじ)1967年(昭42)8月26日生まれ、島根県出身。浜田商-NTT中国を経て89年ドラフト1位で広島入団。1年目から13勝17セーブと活躍。2年目の91年に17勝を挙げMVP、沢村賞など投手タイトルを獲得。07年現役引退。通算570試合、138勝153敗106セーブ、防御率3・58。15年から広島の2軍投手コーチを務め、今季から1軍担当。現役時代は185センチ、90キロ。右投げ右打ち。