読売テレビ(大阪市中央区)は8日、阪神が勝ち上がり、巨人と対戦することになったプロ野球・クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ第2戦(10日)について、地上波放送すると発表した。

放送は、日本テレビ発で全国中継。10日午後7時から同8時54分まで放送予定だった「若林ノブ秋山の 揃いも揃って言ったコト」を、巨人-阪神のCS第2戦に差し替える。野球中継の延長はしない。

同局は「タイガースが勝ったため、急きょの編成となりました」とし、ファイナルステージで実現した「伝統の一戦」への思いをコメントした。

もともと同局は、初戦9日、第3戦11日も午後7時から中継予定だった。これで、初戦から3戦までの同局系での地上波放送が確定。さらに4戦目、6戦目についても、同局は「状況、展開次第で編成を変える可能性がある」と言い、地上波放送もにらむ。第5戦13日は、NHK総合での放送が決まっている。

阪神はCSファーストステージで、DeNAに2勝1敗とし、ファイナルステージに進出。リーグ優勝を遂げている巨人と、日本シリーズ進出をかけて、9日から戦うことが決まっている。