オリックス吉田正尚外野手(26)が11月の「プレミア12」へ向けてリスタートだ。13日、大阪・舞洲での秋季練習に参加。

T-岡田とともにランチ特打で汗を流した。バットを素手で握り、鋭い打球を飛ばした。侍ジャパンに選出されており「(素手は)手の感触を確かめるためですね。1戦1戦負けられない。活躍できるように準備したい」と話した。春季キャンプでも序盤は素手で打っている。シーズンが終わり、リセットして改めてルーティンをこなして整える。

さらに、自分の良さを発揮することに集中する。大学日本代表などの国際大会で他国と対戦し「相手投手に合わせるよりも、自分のいいものを出した方がいい」と感じたという。「相手も自分のことを知らない。日本で戦っているときよりもフラットな気持ちで臨みたい」。どんな強国相手でも、自分の持ち味を発揮するため、入念に準備を進める。