阪神からドラフト2位で指名された履正社・井上広大外野手(18)が21日、大阪・豊中市内の同校で指名あいさつを受けた。

畑山統括スカウト、永吉編成ディレクター、渡辺担当スカウトと対面。「やっと小さい頃の夢がかなう瞬間。『右の長距離バッターとして指名した』と言っていただきました。それに応えられるように頑張りたい」と決意を新たにした。

履正社の岡田監督は、阪神矢野監督の桜宮高時代にコーチとして指導。井上の指名後に連絡を取ったといい、「驚いてるわ」の岡田監督の言葉に、矢野監督は「期待しているので」と答えたという。

高校通算49本塁打の右の大砲は、今夏の甲子園でも3本塁打。これからは本拠地になるが、いいイメージは? という問いに「あります」ときっぱり。「球界を代表する選手になって、日本代表の4番バッターになりたい」と目標を掲げた。