国内FA権を初取得した広島野村祐輔投手(30)は25日、権利を行使するかどうかについて近日中に決断すると明かした。

マツダスタジアムで球団側と3度目の交渉に臨み、約2時間話し合った。内容について「これからもローテでしっかり回ってほしいと言っていただいた」と説明し「ふだん話せないことをたくさん話せた。最後(の交渉)になると思う。早く決断できれば」と話した。すでに条件を提示されているとみられ「内容は言えないけど、悩みました」と語った。

鈴木球団本部長は「基本的に何も言うつもりはない」と話した。今季は6勝に終わったが、16年に最多勝利投手、最高勝率の2冠を獲得した貴重な戦力。決断の行方が注目される。