広島野村祐輔投手(30)が26日、マツダスタジアムで会見し、今季取得した国内FA権を行使せず、残留することを発表した。野村の談話は以下の通り。

野村 私、野村祐輔は、FA権を行使せず、カープに残留することに決めました。佐々岡新監督のもと、リーグ優勝、日本一を目指してがんばっていきます。よろしくお願いします。

-決断の理由は

野村 カープというチームが好きなので、このチームでもう1度優勝、日本一になりたいという思いで決めました。

-迷い、悩みは

野村 最初FA権を獲得したときは迷った時期はありましたけど、いろんな方に相談させてもらって、こういう決断になった。

-決断のきっかけ

野村 球団のほうにも力になってほしいという言葉をいただきました。佐々岡監督からも電話で「来年からもいっしょにやってほしい。力になってくれ」と言われた言葉だったり、チームメートも「来年からもいっしょになってくれ」と声をかけてくれた。全部含めて、その思いがうれしくて、こういう決断になりました。

-交渉に時間かけた

野村 こういうふうに話しをさせていただく機会はなかなかないので、こういう機会にいろいろ話をさせていただこうと、時間がかかってしまったけど、話をさせていただいた。

-確認したかったこと

野村 いろいろあります。

-8年間を振り返って

野村 大きなけがなくここまでやってこれたことが、一番よかった。

-カープが自分に合った部分は

野村 すごく明るいチームで、若い選手が多い中で、なじみやすいといいますか、やりやすい環境でやらせてもらっている。そういうところが、すごくよかった。

-今後について

野村 チームを引っ張っていけるような選手でありたいと思います。

-2軍落ちについて

野村 個人としてもチームとしても悔しい思いをしたシーズン。何とか巻き返せるようにがんばっていきたい

-明大の後輩・森下が加入

野村 後輩も入ってくる。お手本になるような先輩でありたい

-ファンへ

野村 ファンの方々からもたくさんの声を手紙であったり、いただいたので感謝しています。感謝の気持ちを来年以降、しっかりプレーで返していけるようがんばっていきたい。