今秋から捕手に再転向したオリックス頓宮裕真が異例の1人2元キャンプに臨むことが7日、分かった。

高知で行われている野手陣の秋季キャンプに参加中で、10日の練習後に帰阪する。目的は大阪・舞洲で開催中の投手キャンプに合流するためだ。「(ボールを)受けていないと何も始まらない。受ける中でコミュニケーションを取っていけたらいいかなと思います」。

チームは球団名がオリックスとなった89年以降で初めてとなる「分離キャンプ」を実行中。捕手陣は高知でバットを振る日々で、投手陣と接する機会はない。「話は(今季も)してきたので大丈夫。ただ受けたことのない投手もいるので、少しずつ話していけたら」。数日間の参加を予定。正捕手を狙うため、積極的に距離を縮める。その後はウインターリーグに出場するため台湾に向かう。