阪神は23日、甲子園でファン感謝デーを行い、秋晴れの甲子園が久しぶりに虎党でにぎわいを見せた。

正午から始まり、選手は「華の甲子園組」と「涙の地方大会組」の2チームに分かれ、4種類のゲームで対戦。恒例の「虎ト-ーク!」など2種類のトークコーナーも行われた。

まず始まったのが「格付けチェック」。華の甲子園組からは福留、藤川、北條が、涙の地方大会組からは能見、梅野、木浪が「一流のプロ野球選手」と入った金色のたすきを掛けて参戦した。第1問は「見る問題」で2つの阪神のロゴマークのうち、どちらが正しいかを当てるもの。華の甲子園組は全員が正解し、涙の地方予選組は全員不正解だった。

続く「聴く問題」では、目隠しして金属製とプラスチック製のトランペットの音色を聴き、どちらが金属製かを当てる問題に挑戦。華の甲子園組は全員正解も、地方大会組は能見、梅野が不正解で。「ただの野球好き」と手書きされたたすきに格下げされた。「触る問題」では、北條と木浪がチームを代表して対戦。同様に目隠しし、5本のバットの中から自分のものを当てるという問題には、2人とも1発で自分のバットを的中させた。北條は「全部一緒だったんですけど、最後触ってこれだと分かりました」と笑みを浮かべていた。