オリックス福良GMが「品定めの旅」に出ることを明かした。新外国人獲得が目的で、12月2日に出国し、ウインターミーティングに向かうとみられる。

同GMは「まだまだ動いている、じっくり行きたい。決まれば、しっかり契約してきます」と話した。

今季は打線が低迷し、最下位に沈んだ。チーム打率はリーグワーストの2割4分2厘。544得点もリーグ最下位だった。低迷を打破し、上位進出を狙うためには、主砲吉田正を助け、打線の起爆剤となる存在が不可欠だ。

ここ3年間、主軸を担ってきたロメロが、今季限りで退団することが決定的となった。関係者の話を総合すると、コンディションが定まらない時期があるため、今月末に提出する保留者名簿から外れているとみられる。

オリックスの外国人選手は、野手ではモヤが来季も残留で、マレーロは退団する。投手ではディクソン、アルバースは残留が決定。

現在は、新たな助っ人との契約締結を目指している段階。新助っ人の力の借りて、オリックスが最下位からの上位浮上を目指す。