「投げるおかわり君」こと西武平良と鈴木が、うっかり大遅刻した。1日、群馬・前橋の敷島球場で野球教室に参加する予定だったが、前日に目的地を設定した鈴木の車のナビは、山梨・甲斐市の敷島総合公園へ案内。気づいた時には約100キロ走って残り10キロの地点まできており、平良は「僕は座っていることしかできませんでしたが、すごい必死でした」。慌てて問い合わせたが、2人が不在のまま野球教室が始まった。

先輩の山川、高橋光、森はしっかりそろい踏み。山川が、不在の2人のうっかりぶりを来場者に伝えると、驚きと笑い声に包まれた。約200キロ離れた山梨から、電話口で平謝りの2人に、山川も森も怒ることなく「事故らないように気をつけてこいよ」と優しく声をかけフォロー。午前の部の最後にようやくそろうと、最後はじゃんけん大会で盛り上がった。リーグ2連覇を達成した盤石のチームワークをうかがわせ? 事なきを得た。