ソフトバンク入団が決まった元ダイエー、阪神、米メジャーで活躍した城島健司氏(43)が20日、福岡市内のホテルで会見に臨んだ。

一問一答は以下の通り。

-就任を受けた理由は?

城島アドバイザー 毎年、王会長とは会って話はしていますが、今年はポストの話もいただいた。来年は東京五輪の聖火ランナーも務めることになるので、そこでも自分ができることもあるだろうと思った。

-仕事内容については?

城島アドバイザー 何をやるか決まってません。何をやればいいですか?(笑い)

-現場には足を運ぶのでしょうか?

城島アドバイザー 何をするか分からないので何ともいえませんが(来年春の)キャンプにはいくと思います。釣り番組も続けていくので、スケジュールはどうなるか分かりませんが(キャンプの)最初の方になるかと思います。工藤監督は自分の捕手のイロハを教えてもらった人なので、現場の監督と話をして、現場の雰囲気、空気を感じたい。昔からいる人は分かりますが、ほとんどは選手の顔、背番号をしらないので。

-王球団会長と行動をともにするのでしょうか?

城島アドバイザー 詳しくはわかりませんが、多分一緒にいることが多くなると思う。これまで食事やゴルフを一緒にさせてもらっていたが、球団の根本を作った王会長とこれからはもっといっぱい話をしたい。

-復帰するならホークスという気持ちはあったんでしょうか?

城島アドバイザー おのずとそうなるのがスジかな、と。野球人として幸せを感じている。

-今のホークスについて印象は

城島アドバイザー まったく知らないんです。でも先入観なく自分の目で見ることができる。

-王球団会長からも期待されているコメントが発表されています

城島アドバイザー ありがたいです。野球界ではオヤジみたいなもので、すべてを教えてくれた人。少しでも力になることがあればやりたい。

-野球界をどうみていましたか?

城島アドバイザー 全体ではないんですが、このホークスを作り上げたのは王会長。弱かった時代にファンを集める努力を1人でしていた。僕らは練習中にファンのサインをしていたら怒られていたが、王会長は積極的にサインをしなさいと言われた。今や素晴らしい球団になっているし選手もこれを続けていってもらわないといけない。そうやって変わっていくのを王会長と一緒にみてきた。その根本には王会長の考えがあるし、今後20年、30年と続けられる手助けをしたい。

-ファンは現場復帰も望んでいると思いますが

城島アドバイザー 毎週日曜日、釣り番組をやっていますが、それはどうでしょう。先のビジョンはみえていません。

-福岡のファンに向けての気持ちは?

城島アドバイザー 15年離れても福岡の町を歩けば声をかけてもらうのはすごくうれしい。微力ながら力を貸せるから貸したい。

球団のスローガンの世界一に向けては?

城島アドバイザー しっかり(世界一を)釣り上げます。