ソフトバンク今宮健太内野手は25日、2億9000万円プラス出来高でサインした。昨オフに4年契約で出来高が年俸に上乗せされる変動制を結んでおり、3000万円増となった。

「今年はケガがあったので、自分でも悔いが残る。来年はしっかり頑張りたい」とアップ更改にも口元を引き締めた。

左太もも裏痛の影響で今季は106試合の出場にとどまった。課題の打撃は一時、3割超の高打率もマークしたが、結果的にはケガの影響などで2割5分6厘の数字に終わった。「(打撃は)よかったり、悪かったり。波が激しい僕らしい1年だった」と反省した。自慢の守備も2年連続でゴールデングラブ賞を逃した。「(西武の)源田がいますから。源田を抜かないと獲れない」とライバル心をのぞかせた。複数年契約に甘えることなく、打撃&守備で来季は最高のパフォーマンスを見せるつもりだ。