ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指していた広島菊池涼介内野手(29)が27日、広島市内の球団事務所で会見し、チームに残留することを表明した。同日の契約交渉では新たに年俸3億プラス出来高払いの4年契約で更改した。

【ポスティングシステムで移籍できなかった日本選手】

02年オフの大塚晶文投手(近鉄)は中日にトレード移籍(03年オフにポスティングでパドレス移籍)。05年オフの入来祐作投手(日本ハム)は自由契約でメッツ入り。08年オフの三井浩二投手(西武)は残留。11年オフの真田裕貴投手(横浜)は自由契約になり、古巣巨人へ復帰。以上4人には入札がなかった。10年岩隈久志投手(楽天)11年中島裕之内野手(西武)には入札があったが、契約合意に至らず残留した。