“大物”技巧派右腕だ! DeNAの新外国人マイケル・ピープルズ投手(28=インディアンス)が26日、羽田空港着の航空機で来日した。

メジャー経験はないが、昨季3Aで10勝をマークした196センチの大型右腕。「機会があれば日本でプレーしたいと思っていた。自分はグラウンドボールピッチャー。持ち味の打たせて取る投球をやっていきたい」と意気込んだ。

米国テキサス州生まれ。幼少期は地元レンジャーズの剛腕ノーラン・ライアンに憧れたが「自分とはタイプが違う」と、通算203勝を挙げ殿堂入りした、身長198センチの技巧派右腕ロイ・ハラデーを参考に、シンカーなどを身につけたという。昨年から日本の公式球で練習を重ねており「キャンプで試行錯誤しながら、攻め方を見極めていきたい」と意欲を見せた。

日本への興味も深く「すしは大好物で、妻も大好き。楽しみにしているよ」。前日に来日したメジャー33発のオースティンとともに、DeNAの大きな新戦力となる。【鈴木正章】