オリックスの新外国人、アデルリン・ロドリゲス内野手(28=パドレス3A)が、紅白戦に「3番三塁」で初出場した。初回の初打席は左翼ポール際の大ファウルで場内を沸せたが、山田のスライダーに空振り三振。4回の第2打席は斎藤の変化球に捕邪飛に倒れ、快音デビューは飾れなかった。本人は「準備をしていく上で投手の球を見ることは必要。それができてよかった」と収穫を口にし、福本豊臨時コーチ(72=野球評論家)も「スイングの形がいい。楽しみです」と期待感を語った。

守備機会は、松井雅に三塁線に転がる打球がベースに当たって内野安打となった1度。三塁ロドリゲスは、右翼アダム・ジョーンズ(34=ダイヤモンドバックス)、一塁モヤと外国人選手3人を打線に並べる布陣の1つで、T-岡田が一塁か指名打者に入れば攻撃力は増す。三塁で競わせていた中川、宗をこの日は中堅に入れ、バリエーションを試した。西村監督は「いろいろ考えていきます」と最強打線編成に策を練る。