昨季韓国で17勝を挙げた巨人のエンジェル・サンチェス投手(30=韓国SK)が、来日初の実戦登板をほろ苦デビューで終えた。

1死一塁から3番の坂倉に右中間へ先制の適時三塁打を浴びると、続く鈴木には左犠飛。西川、ピレラに連打を浴び、安部には右翼席前列へ3ランを許した。

1回28球を投げ、5安打5失点。「腕の振りは良かったけど、タイミングが悪くて球が浮いてしまった」と振り返った。「土のマウンドを含めて、日本の野球に対応していきたい」と課題を口にした。

▽巨人原監督(サンチェスの初登板に) ボールは非常に良かったと思います。コントロールでしょうかね。何て言うか、いい薬になったと思いますね。コンディションそのものは非常にいい状態できてます。