#開幕を待つファンへ。プロ野球は新型コロナウイルスの影響で、20日に予定されていた開幕が延期に。もし予定通りに開幕を迎えていたら、12球団はどんな陣容で今季初戦に臨んだのか-。予想スタメンとともに、今後の練習試合のポイントを各球団担当が洗い出し。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

開幕延期の恩恵を受けそうなのが清宮だ。オフに右肘を手術し復帰が遅れていたものの、オープン戦終盤に1軍合流。今後のアピール次第では、開幕スタメンの芽がわずかながら出てきた。右肘の影響で、守備は一塁限定。指名打者で王柏融との併用が現実的だが、外野も守れるほど回復すればチャンスは広がる。

実績のある中島が故障で不在の遊撃は、将来のチームリーダーとして期待を集める若手有望株2人が火花を散らす。右足関節の捻挫で春季キャンプを途中離脱した22歳の平沼が、11日ロッテ戦(ZOZOマリン)で戦列復帰。オープン戦14試合中11試合で先発し高打率を残した25歳の石井を、脅かすことができるか。4番は、オープン戦3本塁打と絶好調の中田が濃厚。不振だった西川、近藤、大田が、どこまで状態を上げられるかが鍵となる。【日本ハム担当・中島宙恵】

【19年】打率.2512(2)本塁打93(6)【オープン戦】打率.253(7)本塁打5(9)

( )数字は順位