#外出自粛の君たちへ 

DeNA守護神の山崎康晃投手が、3日間の休日を趣味のDIYでリフレッシュした。首都圏で週末に外出自粛要請が出させるなど、閉塞(へいそく)感が漂ったが、逆手にとって気分転換を図った。

3日間のオフは外出せず、昨年から取り組んできたソトの折れたバットから靴べらを作る作業に集中した。「ようやく完成しつつあります。後はひもを通すだけ。本来ならホームセンターにも行きたいんですけどね」と笑顔。他にも部屋の表札づくりや、友人の引っ越し祝いにテレビ台を作るなど、多くの時間を費やし「自分の好きなことに熱中する時間が過ごせた。有意義に使えたと思います」と充実した表情だ。

部屋で過去の映像を見直す中で実感したこともある。「あらためて思うのは野球ができることの幸せ。何も考えずに野球ができるのが当たり前だったことが、うらやましく思いました。とにかく1日でも早く(新型コロナウイルスが)終息してほしい」と願った。

29日から自主練習を再開。本拠地横浜スタジアムに雪が舞う中、室内練習場でのキャッチボールや、ランニングで汗を流した。心も体もリフレッシュ。開幕へ順調なリスタートを切った。【鈴木正章】