#学校再開が決まらない君たちへ #開幕白紙となった自分へ 

DeNA新キャプテンの佐野恵太内野手(25)が4日、横浜スタジアムでの自主練習を終え、オンライン会議システム「Zoom」を利用して取材対応。チーム活動のままならない野球少年たちと、自らに言い聞かせるようにメッセージを送った。

佐野 外で目いっぱい、野球ができる日を心待ちにしていると思います。その時に、前より野球がうまくなったなと思えるように、今、自分と向き合って、何が必要なのか、何が足りていないかということは、僕も考えていきますし、今、できることをやってもらいたいです。はい。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕予定日すら決まらない状況にも「不安もありますけど、僕たちがどうこうできる問題じゃないので。決まった時に、最高のパフォーマンスができるように準備していきたい」と力強く言い切った。

もう1度、体を追い込んでいく。「感覚的には、1、2月くらいの時期にしていた練習量だったりトレーニング。それと同じ感じの動かし方だったり、量はやっていこうと」。今季は「4番左翼」の定位置をつかんでいるが、昨季は代打起用も多く、出場も89試合。長いシーズンをレギュラーとして戦い抜くために、あらためて体力強化を図っていく。先が見えない不安は、子どもたちもプロも同じ。しっかりと自分を見つめ直し、準備を整えていく。【鈴木正章】