昨秋の明治神宮大会で準優勝した関大野球部が、8日から同部の公式ブログ、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを通じ、全国の小中高生を対象とした「オンライン野球教室」をスタートさせた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同部も3日から活動を自粛中。「少しでも同じ境遇に立つ高校球児や野球少年の力になりたい」と、同じように満足いく練習ができていない全国の球児たちのため、自宅でできるトレーニングやワンポイントアドバイスを紹介するメッセージ動画を配信している。

大阪桐蔭高時代の17年にセンバツ優勝を経験し、守備力に定評のある坂之下晴人内野手(3年)は、捕球の基本練習を紹介。「毎日壁当てをしてボールの捕球感覚が衰えないようにしています」と壁当ての様子を公開。吉川周佑主将(4年=土佐)は「部員それぞれが自宅でもできるトレーニング方法や自粛期間中のモチベーション維持など、さまざまな角度から見ている方に楽しんでもらえるような構成にしています。先が見えない厳しい状況が続いていますが、今は“ステイホーム”するときです」と感染防止を呼びかける。

阪急で投手として活躍し、現在は同部のアドバイザリースタッフを務める山口高志氏(69)も「この期間が空白の時間になってしまわないよう、心身ともに成長する時間と捉えて1日1日を過ごしてください」とエールを送っている。

5月7日までの間、野球部の公式ブログやインスタグラムで毎日配信予定となっている。「オール関大」でアマチュア野球界を支える。