阪神木浪聖也内野手(25)が16日、甲子園で自主練習に参加し、オンライン取材に応じた。

自主練習再開2日目となったこの日は午前中にキャッチボール、内野ノック、マシン打撃、ウエートトレなどのメニューを消化した。

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木浪の言葉には、野球が出来るうれしさがあふれていた。「やっぱり野球はずっとやってきたので、この3週間野球が出来なくて、本当に野球が出来る喜びはすごく感じました」。キャッチボールやノック、広々とした甲子園で思う存分体を動かした。

活動休止中は自宅でのトレーニングに限られ、屋外では夜のランニング程度。「野球が出来ないというのが一番悔しかったですし、とにかく家にいても正直暇で、野球やりたいなという思いでした」。ストレスがたまりそうな状況で、心を和らげてくれたのは妻優香さんだった。「普段家にいないことが多いですけど、ずっと一緒にいる時間が長くて。料理とかも本当に気を使って作ってくれてたので、すごく感謝したいですね」。昨年10月末に婚姻届を提出したばかり。存在の大きさを再確認した。

ずっと家にいる生活が続けば体重増も気になるところ。「やっぱりどうしても家にいて、食べてしまうんですけど」。野菜やビタミンの摂取を意識する木浪を、おいしい料理でフォローしてくれたのも優香さんだ。食事の度に「今日はこういう(栄養の)ものが多いよ」など自然と説明してくれた。おかげで全く太らず体重をキープ出来ている。

「こういう時期を乗り越えてまた野球をもっと頑張ろうという気にもなりましたし、こういう状況だからこそ、皆さんのために頑張ろうという気にもなりました」。応援してくれる人がいるから、きっと困難も乗り越えられる。【磯綾乃】