DeNAホセ・ロペス内野手(36)が26日、横浜スタジアムでの自主練習後にオンライン会議システム「Zoom」を利用して取材に対応。丸刈り姿で登場し「新しいスタイル。気分転換でやってみました」と笑顔を見せた。

新型コロナウイルスの感染拡大で、米国アリゾナ州在住の家族にも影響が出ていることも明かした。「もともと来月に来る予定だったけど、この状況なので、来日予定も分からない」。電話連絡は毎日欠かさず「アリゾナはそこまで状況はひどくないそうです。両親が住んでいるベネズエラも、そこまで大人数の感染者が出ている話は聞いてない」という。

限られた練習環境と単身生活が続く中で「おうち時間」を有効活用する。自炊を始め、自宅に自転車型トレーニング器具を購入。「昨日はベネズエラ料理のアレパを作りました。エアロバイクは毎日、朝は30~40分、夜は1時間走っています」とうなずいた。

来日8年目のベテラン助っ人は、1年契約となる今季に向けて「難しい状況だし、試合数もどれくらいになるのかも分からない。その中でホームランを1本でも多く打ったり、1打点でも多く稼がないと。今出来ることは、自分のコンディションを整えて、毎日トレーニングを積むこと」。きっちり調整を重ね、勝負のシーズンに備える。