プロ野球が6月中旬以降の開幕を目指す中、巨人は11日、東京ドームでの練習を再開した。本拠地球場を使用するのは3月22日に行われた練習試合DeNA戦以来50日ぶり。選手、スタッフらの密集を避けるため、これまで川崎市のジャイアンツ球場だけだった練習場所を2カ所に拡大。2勤1休から3勤1休に変更するなど徐々に強度を上げた練習に移行する。チームの節目に、原辰徳監督(61)が動画でメッセージを配信した。
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これまで着用してきたトレーニングウエアではなく、「GIANTS」マークが入ったウエアと帽子をかぶった原監督が、カメラの前に立った。12球団代表者会議では6月中の開幕を目指すことを確認。「6月半ば、あるいは後半ぐらいが開幕する上においてはある程度のリミット。ぎりぎりのところ。やるからには100試合、120試合。140試合はちょっと難しい状況になりましたけど、その試合はやりたいと思っている。そういう意味では、そのぐらいに開幕があるのではないかと準備している段階ですね」と言った。
チームはこの日から本拠地での練習を再開した。密集を避け、ジャイアンツ球場と併用する形で1軍練習を行った。坂本、丸、岡本、投手陣も菅野、サンチェスら主力が勢ぞろい。3月の実戦終了時にはサインプレーなどの確認は終えており、指揮官は「逆戻りせず、3月が終わった状態からスタートすると常に言ってます。ゲームをしても、チームで動くということはできると信じています」。これまでは個人調整期間として2勤1休だったが、10日からは4勤1休。その後は3勤1休として徐々に練習強度を上げていく。
日本中がステイホームを目指した期間。原監督自身も自室で1人で過ごす時間が増えた。手にしたのはニンテンドーDS。「漢字検定ってあるでしょ。漢字をもう1回勉強し直そうと思った。これは日本人には大事だと思いましたね」と笑った。さらに「脳トレ」にも挑戦。「脳内年齢とか勉強するやつ。グーとかパーとか暗算とか。これも面白い。この辺の脳が動いているような雰囲気ありますよね」とゲーム機にも向き合った。「多少テクノロジーを使いながら。1人で楽しんでいるのはありますね」。そんな有意義な時間も、1日でも早く終わることを願っている。【前田祐輔】



