ロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手(18)が26日、プロ入り後初めて160キロの直球を投げた。

この日はZOZOマリンでシート打撃に登板。左打者3人と対戦した。藤岡裕大内野手(26)への初球と、空振り三振を奪った3球目で160キロをマークした。ドラフト5位、福田光輝内野手(22)からも、155キロ直球で空振り三振を奪った。菅野剛士外野手(27)には、157キロ直球を右中間スタンドに本塁打された。

大船渡(岩手)時代は、ピンチの場面などで160キロ近い直球を投げてきた。シート打撃後、オンライン取材に応じた佐々木朗は「今まで過去に対戦した打者の中で、おそらく一番レベルが高かったので、そういった面で気持ちが入りましたし、本塁打を打たれて、そこからさらに集中力が増したと思います」と、この日の160キロを振り返った。

佐々木朗が160キロをマークしたのは、昨年7月21日の高校野球岩手大会4回戦・盛岡四戦の9回に投じて以来、310日ぶり。自己最速の163キロは、昨年4月6日に行われた高校日本代表候補1次合宿の紅白戦でマークしている。