コロナ禍で延期になっていたルートインBCリーグが、今日20日ようやく開幕する。BC福島は、あいづ球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦(午後1時30分試合開始)。19日は須賀川市内で最終調整を行った。開幕投手を務めるのは、聖光学院(福島)出身で2年目の鈴木駿輔投手(22)。青学大を中退し、昨年5月に加入した最速149キロ右腕が開幕勝利を導く。

大役を任せた岩村明憲監督(41)は「球の質を見ても開幕投手にふさわしい。やってもらわないといけない投手の1人」と期待を寄せる。16年夏の甲子園はエース格として8強進出に貢献した鈴木は「(目標は)防御率2点台で勝率は6割、7割を意識したい。まずは勝てる投手になること」。夢のプロ(NPB)入りを視野に、勝負のシーズンを戦い抜く。