右肩のコンディション不良による2軍調整を終えて1軍選手登録された阪神藤川球児投手(40)が、2点ビハインドの状況でマウンドへ上がった。

8回から3番手で登板。先頭のセ・リーグ首位打者を快走する堂林を146キロ直球で右飛。続く4番鈴木誠には右前打を許し、5番松山には四球。1死一、二塁とピンチを招いたが、6回に逆転満塁弾を放っているピレラを見逃し三振に斬った。その後暴投で2死二、三塁としたが、7番会沢を空振り三振に取って0封。昇格即の仕事でバトンをつないだ。

藤川は今季6試合目で初めて8回のマウンドへ上った。ビハインドでの登板も今季初めてとなった。