17年のレジェンドシリーズで復刻されたユニホームは、栗山監督が着用を熱望していたものだった。前身球団、東映時代のユニホーム。61年から67年まで採用され、62年には球団初の日本一を達成した。当時の監督を務めた水原茂氏は栗山監督が尊敬する1人で「水原さんに対する思いも個人的にあって、先輩に恥じないように、しっかりやりたい」と袖を通して、背筋を伸ばした。

伝説の対戦も、よみがえった。17年7月3日西武戦(東京ドーム)では、始球式で球団OBの張本勲氏と阪神OBの小山正明氏が登場。62年の日本シリーズの対戦相手が阪神だった。張本氏は打席へ入り、小山氏が投球。投じたボールは高めに外れたが、スイングして応えた張本氏は「私の方があっぱれでしょう。こっちはしっかり振ってるんだから。ストライクが入ればあっぱれだった」と55年ぶりの対戦を楽しんだ。