中日の連勝が「4」で止まった。先発柳裕也投手(26)が初回から毎回走者を背負いながら3回までは無失点で切り抜けた。

しかし、4回に味方の失策もあり2死一塁から坂口に痛恨の同点2ランを被弾。さらに5回は先頭青木に8号ソロ、1死から西浦に6号を許し、5回途中7安打4失点でKOされ、3敗目を喫した。

「リズムの悪いピッチングになってしまいました」とガックリ肩を落とした。16年にドラフト1位で入団し、昨季はプロ初の2ケタ11勝をマーク。今季は右の大黒柱として期待されているが、明大時代の主戦場、神宮でチームの連勝を止めてしまった。

2試合連続で2ケタ安打、3本塁打以上とつながった打線も、8安打3得点と豪打が影を潜めた。4連勝はストップ。たった1日でBクラスに戻った。与田監督は「昨日まではいいところで1本が出て点が取れた。今日は出なかった。常に打てるわけではないので」と、話した。

21日からはDeNA3連戦戦(ナゴヤドーム)。指揮官は「明日、切り替えて戦っていく。地元のファンの応援が心強いのでいい戦いをしたい」と本拠地での出直しを誓った。