自律神経失調症と診断されていた西武多和田真三郎投手(27)が、今季公式戦初先発した。

初回を無失点に抑える立ち上がりだったが、2回以降は安打と失点を重ね6回12安打5失点。丸坊主だった髪形は伸びて帽子からはみ出し、口ひげを蓄えた姿で、107球投げた。18年最多勝投手が1軍登板へ、大きな1歩を踏み出した。

今季は契約保留選手として3軍で調整を続け、7月19日に練習試合に登板。同30日に支配下選手契約を結び発表した。その際に「家族の支えがあってここまで来ることができました。そして苦しい時も妻を頼り支えてもらい、頑張ることができました。これからは家族のため、そして球団のため、一生懸命、責任を持って頑張ります」とコメントしていた。