ロッテ吉井理人1軍投手コーチ(55)が23日、1軍に同行しながら練習をこなすドラフト1位・佐々木朗希投手(18)と、戦線離脱中の種市篤暉投手(21)について言及した。

佐々木朗については「まだ放牧中という感じです」とコメント。現在は試合前練習で、30メートル以内のキャッチボールにとどめている。「彼の場合は(体の)中身がまだ出来上がっていないので、それで強度を上げていくと取り返しのつかないことになると思う。そこだけは避けたいので」と説明。今後は傾斜を使ったドリルなども取り入れていく考えを示した。

右ひじの違和感で8月2日に出場選手登録を抹消された種市については「報告によると、キャッチボールを始めたと聞いています。本当に始めた(ばかり)と聞いただけ。1回くらいしかキャッチボールしていないんじゃないかな」と話し、2軍戦での登板予定についても「まだまだそういう状況ではないと」と話した。1軍復帰にはしばらく時間がかかりそうな情勢だ。