阪神が延長10回、最下位ヤクルトに痛い競り負けを喫した。5番手馬場が決勝点を献上し、連勝は3でストップ。首位巨人とのゲーム差は7・5に開き、6日にも自力V消滅の危機に立たされた。救いは絶好調の4番ジェリー・サンズ外野手(32)の一時同点2ラン。来日初の3戦連発で希望をともした。

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▼阪神は最短6日に今季の自力優勝の可能性が消える。3日阪神△または●で巨人○、さらに阪神が4~6日巨人戦●●●が条件。いずれのケースも、阪神が7日以降の54試合に全勝しても、巨人が阪神戦以外の44試合に全勝すれば勝率で阪神を上回るため。なお、シーズン143試合だった昨季は、86試合目の7月16日中日戦に敗れ、自力優勝が消滅した。