ロッテ香月一也内野手(24)と巨人沢村拓一投手(32)のトレードが7日、発表された。

香月は大阪桐蔭では3年時に副将を務め、不動の「3番三塁」として夏の甲子園優勝にも輝いた。2学年上には阪神藤浪、1学年上には西武森がいる。ドラフト5位で入団し、6年目を迎えるロッテでも、若手のムードメーカー的存在だった。

右投げ左打ちで、名門仕込みの強いスイングを売りにする。今季は2軍で43試合に出場し、主に三塁、一塁、左翼を守り、5番や6番でスタメン起用されるケースが多かった。

打率2割8分6厘は現在、イースタン・リーグの8位。新天地となる巨人戦では9試合で打率4割1分7厘をマークし、8月27日の9回戦(ジャイアンツ球場)では、野上から右翼へ3ランを放っている。

1軍では昨年7月にプロ初本塁打をマーク。今季は石垣島キャンプで二塁守備にも挑戦するなど、出場機会増への取り組みを続けていた。