矢野阪神が絶体絶命の危機に立たされた。先制直後の1回裏に先発青柳晃洋投手(26)があっさり逆転を許すと、その後は防戦一方。投打ともに覇気なく、引き分けを挟んで3連敗。首位巨人に10ゲーム差をつけられた。10差からの逆転優勝は過去に7度しかない。10日にも自力優勝の可能性が消滅する。

▼10日に阪神●巨人○のとき、阪神の自力優勝の可能性が消滅する。巨人は11日以降、阪神戦残り11試合に全敗しても、他球団との41試合に全勝すれば、最終成績は84勝33敗3分けで勝率7割1分8厘。同じ時期に阪神は51戦全勝しても83勝33敗4分けで勝率7割1分6厘に終わり、巨人に及ばないため。