阪神大山悠輔内野手(25)が決勝18号3ランを放ち、3連勝で今季最多タイの貯金3を導いた。初回の好機で広島遠藤の直球をバックスクリーン左に運ぶ会心弾。前日好機で併殺打に倒れ、矢野監督から奮起を促されていた男が1発回答を決めた。

▼阪神大山が先制の18号3ラン。同僚のサンズと並び、リーグ2位につける。サンズが9月6本、大山が5本と調子を上げており、シーズン30本塁打のペースだ。ともに30本以上なら、85年にバース、掛布雅之、岡田彰布、真弓明信の4人が30本を超えて以来となる。86年以降で30本塁打以上を記録した日本人選手は、04、05、07年の金本知憲だけで、生え抜きは85年の掛布、岡田を最後に出ていない。90年の八木裕、00年新庄剛志、04、05年の今岡誠があと1歩で大台を逃しているが、今季の大山は35年ぶりのクリアなるか。