試合前に引退会見を行った楽天渡辺直へ花束を渡した浅村栄斗内野手(29)が、先制の22号2ランを放った。

1回2死二塁、日本ハム有原の内角低め145キロツーシームを右翼席へたたき込んだ。

西武時代は渡辺直と13年7月から17年までともにプレー。18年から楽天で再びプレーし、慕う先輩へ先制弾をプレゼント。渡辺直もベンチで右手を挙げ、笑顔をみせた。

浅村は「打ったのはストレートです。打てて良かったです。岸さん、頑張ってください」と2カ月ぶりの1軍マウンドに立つ先発の岸へエールを送った。