阪神先発の藤浪晋太郎投手(26)は4回途中降板で5失点だった。プレーボール直後の1回から痛恨被弾した。1死一、二塁で鈴木誠に真ん中速球をとらえられ、左翼に先制3ランを浴びた。2、3回は持ち直したが、2点リードに転じた4回は連打と四球で満塁のピンチを背負うと、矢野監督も非情の継投へ。2番手馬場が大盛に右翼線に同点適時二塁打を許した。この日の藤浪は5失点と結果を出せなかった。前回登板の5日巨人戦は5回途中まで投げて球団ワーストの1試合11失点を喫した。今季は7試合で1勝5敗、防御率5・27と精彩を欠いている。矢野監督も「(先発チャンスを)もう1回は」と言及しており、正念場に立たされている。