巨人が7連勝を飾り、貯金を今季最多の23に伸ばした。1日からの13連戦(1試合中止)で10勝1敗1分けとペースアップ。

原辰徳監督は「13連戦という中で、1試合雨で中止にはなりましたけど、やっぱりかなりしんどいですね。でも、非常にいい勝率を挙げられたという点において、疲れもさほど感じずに、非常に集中力を持って戦えたというのは意義のある13連戦だったと思いますね」と総括した。

6回1死一、二塁から鍵谷を投入するなど、好調の救援陣が無失点でつないだ。「やっぱり勝ち負けというのは後半の野球が非常に重要になってきますので、それぞれ少し休ませながらと言うんでしょうか、みんなが役割を持って投げてくれているという点においては、1人固定せずにと言うんでしょうかね。そういう点では非常にうまくいっていると思います」

4回は丸に逆転2ラン、6回は中島のソロで追加点を挙げた。

「その点だけだったんですけど効果的に、そうそう甘い球というのは、失投というのはありませんけど、あの2つは小川投手の失投だったのではないかなと。それを見逃さずに打った両名は素晴らしかったと思います」と評価した。

15日からは9連戦が始まる。「1戦1戦しっかりと戦って行きたいと思います」と締めた。

▽巨人メルセデス(6回途中1失点で4勝目) 調子自体は良かったのですが6回を投げ切れなかったことが残念です。鍵谷に感謝。

▽巨人宮本投手チーフコーチ(中継ぎ陣の好投に) 連投も2連投まで。最後の追い込みになると3連投もあり得る。リリーフ陣の層の厚さは、みんなステップアップしている。13連戦の宝。宝が増えました。