阪神守護神ロベルト・スアレスが盤石の救援で今季2勝目を挙げた。

同点の8回2死一塁で登板し、堂林を三ゴロに料理。9回は先頭鈴木誠に左前打を許したが危なげなく後続を断った。「いろんな状況があるけど、自分で心身ともに準備するのが大事。それを続けられているね」。陽川の勝ち越し弾で白星が転がり込んだ右腕は、再三のイニングまたぎもものともせず、8試合連続無失点と安定感抜群だ。陽川とのお立ち台では「アサッテモカツバイ!」と叫んだ。15セーブもリーグトップで、初のNPBタイトルも視野に捉えている。