開幕11連勝を狙う菅野から、阪神が初回に先制に成功した。

1番近本がファウルで粘り8球目、真ん中に入った148キロ直球を捉えて右前打を放った。続く2番梅野が初球できっちり投前犠打を決めると、3番糸原が初球をとらえて中前適時打。「チカ(近本)と梅野さんがいい形でつないでくれましたし、そんなにチャンスは多くないと思うので、絶対にこのチャンスをものにしたいと思っていました。先制することができて良かったです」。ここまで無傷の10勝を挙げ、防御率1・44を誇る巨人のエースから3人で先制。全カード広島戦から取り入れた「2番梅野」が、この日も初回からうまく機能した。