阪神が巨人に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。巨人に優勝マジック38が点灯し、菅野に開幕11連勝を許す、ダブルで悔しい敗戦となった。

初回、巨人先発の菅野から1番近本が右前打を放つと、2番梅野が犠打で好機を広げ、3番糸原の中前適時打で幸先良く先制。その後2度同点に追いつかれるも、近本の2打席連続本塁打で勝ち越していた。

しかし3-2の6回、それまで粘りの投球を続けていた阪神高橋が3連打を浴びて同点とされ、無死満塁の場面で降板。続いてマウンドに上がった岩貞が、1死満塁から大城に右翼へ2点適時打を許し、この回に逆転を許した。

矢野監督は「第1戦をどうやってとるか、全員で戦っていくしかない」と意気込んでいたが、首位巨人にあと1歩及ばなかった。