広島は16日、大瀬良大地投手(29)が群馬県館林市内の病院で「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘(こっきょく)切除・滑膜切除」の手術を受けたことを発表した。

松原チーフトレーナーは「総合的に(判断して)。痛みも状況も、パフォーマンスも含めてベストな方法を選んだ」と手術に至った経緯を説明した。

大瀬良は今季ここまで11試合で5勝4敗、防御率4・41。2年連続開幕投手を務め、開幕から2試合連続完投勝利。7月25日に出場選手登録を抹消され、1軍に同行しながら中14日でローテーションに復帰したものの、9月9日に「コンディション不良」を理由に今季2度目の登録抹消となった。復帰時期などは明言しなかったものの、今季の復帰は絶望的とみられる。松原トレーナーは来季開幕について「総合的に考えている。当然彼も、我々もそのつもり」と前向きにとらえている。