第17回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5日、オンラインで行われた。会議後の合同会見に日本プロ野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナー、Jリーグ村井満チェアマン、専門家チームの東北大・賀来満夫氏、愛知医大・三鴨広繁氏らが出席した。

斉藤コミッショナーは「野球の方は残念ながら選手、関係者で複数、感染者が数チームで発生した。リーグ戦の中断という事態には陥らなかった。経済と人間の生活とウイルスのバランス。新内閣の方針、流れは経済活動の活性化があるように思います。いくつかの『GO TO シリーズ』が促進されている。どうしてもウイルスは人が動いたり、接触したりすると、感染数が上がってくる。国際的にはいろんな人がかかってきて、ますます、このウイルスの力を考えざるをえない。プロ野球は、あと30試合を切ってきた。11月に向かって、真剣に取り組んでいきたい」と話した。

プロ野球では4日にロッテ岩下大輝投手(24)と1軍スタッフ1人がPCR検査を受け、新型コロナウイルス陽性と診断された。9月25日には阪神岩貞、糸原ら選手5人と1軍スタッフ2人の陽性反応が確認された。小川、岩崎が濃厚接触者。福留、木浪、江越、小林を球団独自で濃厚接触者と同等の扱いとしていた。

専門家チームの座長を務める賀来氏は「大規模なイベント、マスギャザリング、感染リスクをどう考えていけばいいか。2名の専門家の先生にデータを紹介させていただいて、みなさんに紹介させていただいた。疫学の専門家の先生1人にも新たに参加していただいた。残された時間、選手、関係者、観客に感染が広がらないように、観客の数を徐々に増やしていきながら、今後も注視していこうと、みなさんと議論した」。

三鴨氏は「最近、感染は下がってきているとはいえ、専門家の先生方からは下げ止まりで微増傾向にあるとの指摘もある。日本は2020プラス1のオリンピックを控えている。これから以降にこの取り組みがつながると確信している。前向きな議論ができると思う」と来年に延期されている東京オリンピック(五輪)を見据えた。