巨人山口寿一オーナーは13日、東京ドームを訪れ、セ・リーグ首位を独走する原辰徳監督に来季続投を要請する方針を示した。

「2年前、私が原監督に直接話をしてですね、強い巨人を取り戻したいと。で、3度目の監督就任を要請したんだけど、実際にそうなっているんですよ。今年は強くなりましたよ。3年契約の2年目で、来年、当然続投」と説明した。具体的な話し合いにはついては「来年の話はまだしてないよ」と言い「こういう特殊な条件の下でペナントレースで、これだけの成績を挙げている。本当に立派な手腕だと思います。特に1軍、2軍、3軍をまさにワンチームに束ねて、そういうマネジメントをやってくれていますよね。休ませるべき選手を休ませて、ファームから引き上げるべき選手を引き上げて、選手の力をよく引き出していると思いますね」と評価した。

原監督は今季が3年契約の2年目。19年に自身3度目となる監督に就任すると、5年ぶりのセ・リーグ制覇を達成。今季は巨人歴代1位だったV9監督、川上哲治氏の監督通算1066勝を抜き、歴代最多の白星に到達した。

昨季まで監督通算13年間でリーグ優勝8回、日本一3回を達成している。