阪神が追い付いて、引き分けた。ヤクルトは四回に、坂口が通算1500安打となる左翼線への適時打で1点を先制した。阪神は五回に、代打糸原の左前打で同点とした。その後は両チームともに、救援陣が踏ん張った。阪神矢野燿大監督の試合後コメントは以下の通り。
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-両チームともホームが遠かった。振り返って
ピッチャーがね、頑張ってくれたので。勝ちたかったですね。
-特にブルペン陣は素晴らしいリリーフ
そうですね。みんな戻って来てくれてますし、晋太郎が新しく入ったり、本当にみんな、中継ぎよく頑張ってくれています。
-藤浪は球団最速162キロを記録
もうね、持ち味なんで。どんどん速い球を投げて勝負していってもらえたらいいなと思ってます。
-3者連続三振でいい流れを
中継ぎもだいぶ慣れてきたと思いますし、中継ぎをやるのはこれからの野球人生でも大きなプラスになると思いますし、いい経験をしてると思います。
-最後も足を絡めようと
それはこっちの作戦なんで、最後は仕方ないですし。まあ、島田もいいスタートを切っているんで。持ち味なんでね、どんどん仕掛けていくというのはこれからもやりたいなと思います。
-9回植田も
そうですね。海(植田)はウチの中で一番のスペシャリストなんで。相手にとってはかなり脅威な選手になっていると思います。
-藤浪はメカニック的にも良くなったか
マイナーチェンジというか、それは晋太郎だけじゃなくて、みんな、打者もいろんなことを試しながらやっていくし、いろんなことに挑戦していけばいいんじゃない。
-結果もついてきて成長、変化は
中継ぎの難しさというのを晋太郎も感じているし、逆にやりがいも感じていると思う。若い間に中継ぎを経験するのは、先発に戻っても、チームがどうやって先発投手を勝たせてくれているかとか、どんな思いで中継ぎの投手が臨んでいるかとか、(中継ぎは)毎日体が張っても投げないとダメな状況にいるんでね、そういうのが分かるというのはすべてにおいていいと思っているので、いろんな経験はこれからに生きてくると思います。
-ガンケルは4回のピンチを最少失点でしのいだ
粘ってくれたね。ガンケルが1点で粘ってくれたのは負けなかったところにつながっている。バッタバッタ三振を取る投手じゃないんでね、持ち味はしっかり出してくれたと思います。
-糸原は無理をして出場
まあまあ、多少の無理はしてもらわないといけないし、健斗(糸原)自身もそう思ってくれている。ああいうところで健斗がいるというのもこっちとしても思いきった作戦ができる。
-糸原のスタメンは様子見ながらか
ちょっとずつよくなっているので。様子見ながらになるけど、板山も頑張っているんでね。
-打線はヤクルト・スアレスに苦しんだ。ボーアがセーフティーを試みたり崩そうとしていたが、スアレスの状態がよかったか
(攻略しないといけないことと)どっちもあるよね。スアレスもいいピッチャーなので。そんなに簡単にっていうのはないけどね。打線としては、まだ状態が全体的に上がっていないんでね。やっぱり1人ずつの状態が上がってこないと。そういう意味では、そういうきっかけを明日から作っていきたいなと思っています。