阪神小幡竜平内野手(20)が矢のような好返球で失点の危機を救った。

2回1死一塁、広島坂倉の打球は左翼手サンズの頭上を大きく越える二塁打に。中継に入った小幡は、サンズの返球を本塁目がけて素早く送球。受け取った捕手坂本が走者の西川を本塁手前でタッチし、生還を阻んだ。

今季の小幡は8月中旬に1軍合流すると、ここまで45試合に出場。連日早出でノックを受けるなど技術向上に励む若虎が、好守備で盛り上げた。