左ふくらはぎの張りから復活した阪神ジェフリー・マルテ内野手(29)が今季甲子園初打席で先制2ランを放った。

7月4日の広島戦(マツダスタジアム)以来、約3カ月ぶりの1軍戦でも、自慢の怪力を発揮した。0-0の1回1死一塁。広島遠藤の高めに浮いた変化球をあっという間に左中間スタンドへ運んだ。7月4日も左中間へアーチを放っており、「2試合連発」となった。

来日2年目のマルテは、開幕直後こそ4番に座るなど打線をけん引していたが、7月4日の広島戦で左ふくらはぎの張りを訴えて途中交代。同11日に出場選手登録を抹消されていた。ウエスタン・リーグでは22試合に出場し、打率2割5分9厘、1本塁打、6打点。患部の張りの再発と復帰を繰り返したが、慎重にリハビリを続け、この日1軍へ昇格。「3番三塁」で即スタメンに座り、結果を残した。