阪神先発の岩田稔投手(36)が6失点で今季最短となる3回で降板した。

今季2勝目を目指したマウンド。初回から苦しい立ち上がりとなった。安打と四球でいきなり2死一、二塁のピンチ。5番会沢、6番堂林に連続適時打を浴びて2点の先制を許した。

続く2回も3四死球で1死満塁とすると、4番西川に押し出し四球。無安打で追加点を許した。3回は2死二塁から1番長野、2番田中広、3番鈴木誠に3者連続適時打を浴びて3失点。4回に代打を送られ、76球7安打6四死球でマウンドを降りた。丁寧な制球もわずかに手元を乱し、甘く入ったボールを捉えられた。

今季は2試合目の先発となった10月1日中日戦(甲子園)で約1年ぶりの白星を挙げた。その後も3試合の先発を任されたが5回を投げきれない試合が続き、この日も毎回失点。悔しい登板となった。