今季限りで現役を引退する阪神藤川球児投手(40)が、引退表明後2試合目の登板も無失点に抑えた。

4点ビハインドの9回1死から6番手で登板。8番上本を146キロで空振り三振。代打松山に右前打を許したが、1番長野を145キロ直球で中飛に仕留めた。5番手岩貞がピレラに手痛い3ランを浴びた直後の登板だったが、右腕の登場にスタンドは大歓声。この回から降り出した雨にも負けない声援で、背番号22を後押しした。

藤川は20日の同カードで、引退表明後の初登板を1回無失点。これで2戦連続の無失点救援となった。